読書人間の電子書斎の隠し部屋

読書人間の電子書斎というブログのサブブログ、ひたすら遊び語ります

私なりに感じた本を読むメリット

突然ですが縁を切った元友人(女性)が読書しないタイプだった。

で、なんで読まないんだろう?と思って

「本読まない 女性」でなんとなく調べてみたら

stressoff-lab.jp

こんなんめっけた。

 

読書がストレス解消になんのかー、いいじゃんと思いながらこの記事を読んでた。(でもなんで男性の統計はないのか?)

 

たしかに、私が精神的に参ってた20代半ばくらいのころ

狂ったように本を読んでいた。月に20冊くらい。

 

それまで、私は寝る前に何冊か読む程度で読書の習慣はあまりない人間だったけど、本当に精神がだめになった頃、本しか読んでなかった。

起きて、本読んで、寝る。そんな生活。死にそうだった。 

活字を追って、内容を理解しようとする行為が生きがいになってたし

世の中を知る唯一の方法になってた

本読んでたときだけは開放された気分だった

 

確かにストレスが緩和されてたと思う

 

あと、こんな人生もあるのか、こんな考え方もあるのか

この登場人物、私みたいなやつだ…なら私も生きていけるかも…と

勇気づけられた思い出がある

 

ということで、唐突に私が感じた本読むメリットをまとめてみる

 

✦ベタだけど視野が広がる

本を読むと多少の知識がつく…少しだけど

本を読む前の私は本当に考え方がカチカチで少し人生の壁にぶつかると

「もうダメだ」って諦めてたというか、どうしたらいいかわからなかった。

 

で、読むようになってからの考え方の変化は

なにか壁にぶつかるようなことがあっても

「そりゃ長い人生こんなこともある、なら発想を変えて次はこうしてみよう、それがだめなら次はこう…」

みたいな感じで、柔軟に考えられるようになった。

 

要は少し知恵がついたんだと思う。少しだけど。

 

✦理解できないことに出会っても、あらゆる角度から理解しようとするようになった

 

世の中、理解できないこととか、理解できない人っているけど

そういうものに対して自分の価値観を押し付けるのではなく

「なぜそうなるのか」と思考できるようになった。

(昔は分からないことは放棄してたのに)

 

で、自分で調べたり、人に聞いてみたり…

 

そうすると自分の考えだけでなく、自分の考えの外にいる人やものに対する理解も深められるようになった

 

まあ、理解したくないものとかもあるけども、分からないことがあると知りたくて理解できるまで思考するという知識欲が湧いてくる

その結果、自分なりの答えや正解を見つけたりするので、まわりの意見を飲み込みつつも安易に流されなくなった

 

✦小説が共感性を身につけるかも

感受性を養いたいなら圧倒的に小説

 

私は人の心に昔から鈍感だったんだけど

小説…たとえば、文学とかって心の機微が細かく描写されてる

そういうのを読んで「こんな繊細な理由で傷つく人がいるのか」とか

そんな事を学ぶことができた。

(その頃20代半ば、それまで鈍感だったという恐ろしい話)

 

やっと人の気持ちを理解できるようになった。

 

でも哲学書学術書なども専門知識がつくから好きだったりする。

 

✦漢字が読める、知識が増えると楽しい

これ。本読みの醍醐味。

 

普通なら使わないような漢字

矍鑠、斟酌、乖離、夜露死苦

本を読んでるとこんな未知の漢字に出会う

そしてそのたびに、辞書をひいて意味を知る

この行為がとてつもなく楽しい。

 

一寸と書いて「ちょっと」て読むのも

夏目漱石の本を読んで初めて知った。

夏目漱石の造語らしい)

 

歴史やら豆知識やらなんでもかんでも知ることができるのが本当に楽しい。

 

✦何人もの文豪の多様な考えが身につく

 

読書は作者と語らってるようなものだ…という名言を

なにかで読んだことがあるけど

読書をしてると、確かにそんな気分になることがある。

 

ドストエフスキー星新一谷崎潤一郎太宰治森見登美彦

エラリー・クイーンアイザック・アシモフアンドレ・ジッド

 

いくつも本を読んでると

「私はこんな考えを持ってます」

「あなたのその考えは正しくありません」

「こんな人生もあるんですよ」

「こういう生き方も正解なんです」

「いやいや正解も不正解もありませんよ」 

「てか、理系分野に興味あります?」

って感じで、色んな作者と対面で話し合って主張を聞かせてもらってるような気がするときがある

 

たくさんの作者と語らって

たくさんの作者の思想を身に着けて

たくさんの作者の生き様を知る

読書は簡単に人様の人生をいくつも覗いて知ることができる凄い行為

 

その中から、自分に必要な知識を選び身につけることができる

 

そう思うと本って安く手に入れられるのに

自分の経験値を上げることができる

妖怪ウォッチで言うところの「超経験値玉」みたいだなって思う

 

まあ、本読んでインプットして

アウトプットするまでが重要なんだけども。

 

ーーーーーー

 

まあ、読まないより

読む方が勉強になりまっせという話でした。

 

私なんかでも読書で少しは考え方が成長したわけだから

できる人が読んだら最強の人になれると思う。

 

ーーーーーー

 

※余談

突然ですが縁を切った元友人(女性)が読書しないタイプだった。

で、なんで読まないんだろう?と思って

「本読まない 女性」でなんとなく調べてみたら

stressoff-lab.jp

こんなんめっけた。

 

ほおー、読書がストレス解消になんのかーと思いながらこの記事を読んでた。(でもなんで男性の統計はないのか?)

 

たしかに、私が精神的に参ってた20代半ばくらいのころ

狂ったように本を読んでいた。月に20冊くらい。

 

それまで、私は寝る前に何冊か読む程度で読書の習慣はあまりない人間だったけど、本当に精神がだめになった頃、本しか読んでなかった。

起きて、本読んで、寝る。そんな生活。死にそうだった。

 

でもなんか活字を追って、内容を理解しようとする行為が

なんか生きがいになってたし、世の中を知る唯一の方法になってた

本読んでたときだけは開放された気分だった

 

あと、こんな人生もあるのか、こんな考え方もあるのか

この登場人物、私みたいなやつだ…なら私も生きていけるかも…と

勇気づけられた思い出がある

 

ということで、唐突に私が感じた本読むメリットをまとめてみる

 

✦ベタだけど視野が広がる

本を読むと多少の知識がつく…少しだけど

本を読む前の私は本当に考え方がカチカチで少し人生の壁にぶつかると

「もうダメだ」って諦めてたというか、どうしたらいいかわからなかった。

 

で、読むようになってからの考え方の変化は

なにか壁にぶつかるようなことがあっても

「そりゃ長い人生こんなこともある、なら発想を変えて次はこうしてみよう、それがだめなら次はこう…」

みたいな感じで、柔軟に考えられるようになった。

 

要は少し知恵がついたんだと思う。少しだけど。

 

✦理解できないことに出会っても、あらゆる角度から理解しようとするようになった

世の中、理解できないこととか、理解できない人っているけど

そういうものに対して自分の価値観を押し付けるのではなく

「なぜそうなるのか」と思考できるようになった。

(昔は分からないことは放棄してたのに)

 

で、自分で調べたり、人に聞いてみたり…。

 

そうすると、自分の考えだけでなく

自分の考えの外にいる人やものに対する理解も深められるようになった

 

まあ、理解したくないものとかもあるけど…

 

✦小説が共感性を身につけるかも

感受性を養いたいなら圧倒的に小説

 

私は人の心に昔から鈍感だったんだけど、小説…たとえば文学とかって心の機微が細かく描写されてる

そういうのを読んで「こんな繊細な理由で傷つく人がいるのか、ならどうする?私ができる事は?」とか人の気持ちに対して想像力が豊かになった

(その頃20代半ば、それまで鈍感だった…恐ろしい)

 

✦漢字が読める、知識が増えると楽しい

これ。本読みの醍醐味。

 

普通なら使わないような漢字

矍鑠、斟酌、乖離、夜露死苦

本を読んでるとこんな未知の漢字に出会う

そしてそのたびに、辞書をひいて意味を知る

この行為がとてつもなく楽しい。

 

一寸と書いて「ちょっと」て読むのも

夏目漱石の本を読んで初めて知った。

夏目漱石の造語らしい)

 

歴史やら豆知識やらなんでもかんでも知ることができるのが本当に楽しい。

 

✦何人もの文豪の多様な考えが身につく

 

読書は作者と語らってるようなものだ…という名言を

なにかで読んだことがあるけど

読書をしてると、確かにそんな気分になることがある。

 

ドストエフスキー星新一谷崎潤一郎太宰治森見登美彦

エラリー・クイーンアイザック・アシモフアンドレ・ジッド

 

いくつも本を読んでると

「私はこんな考えを持ってます」

「あなたのその考えは正しくありません」

「こんな人生もあるんですよ」

「こういう生き方も正解なんです」

「いやいや正解も不正解もありませんよ」 

「てか、理系分野に興味あります?」

って感じで、色んな作者と対面で話し合って主張を聞かせてもらってるような気がするときがある

 

たくさんの作者と語らって

たくさんの作者の思想を身に着けて

たくさんの作者の生き様を知る

読書は簡単に人様の人生をいくつも覗いて知ることができる凄い行為

 

その中から、自分に必要な知識を選び身につけることができる

 

そう思うと本って安く手に入れられるのに

自分の経験値を上げることができる

妖怪ウォッチで言うところの「超経験値玉」みたいだなって思う

 

まあ、本読んでインプットしてリアルでアウトプットするまでが重要なんだけども

 

ーーーーーー

 

まあ、全く読まないより読む方が勉強になりまっせという話でした

私なんかでも読書で少しは考え方が成長したわけだから

できる人が読んだら最強の人になれると思う

 

ーーーーーー

 

※余談

 

私の母も読書をよくするんだけども

子供の頃から私が理解できない事を言ったり、ぶっ飛んだことをやらかしても「なんでそういうことをするのか」とゆっくりと、カウンセラーのように聞いて母なりに分析しようとしていた

 

それが間違っていたら頭ごなしに叱るのではなく

私にも理解できるようになぜだめなのか、それをすると今後どうなるか…などを論理的に教えてくれた

 

私の伯父も本をよく読むのだけどもだいたいこんな感じの人

 

理解できないことに遭遇しても批判する前に知ろうとする

もしかしたら、本を読む人は知りたいという知識欲があるというか

常に思考し続けることができる体質なのかもしれない

 

ちなみに、私の読まない元友人は

「自分の考え方が正しい、それ以外は認めない」タイプで

理解できない難題に出会うと放棄するか怒り出していた

たぶん、こういう人って分からないものがあると考え続ける事が出来ず脳がキャパオーバーを起こすのだと思う(あと、本読む人をばかにしてた)

 

でも読んでない人だって立派な人はたくさんいる

(本好きをバカにするのは言語道断だけど)

読んでる人が偉いわけじゃない

足りない部分を本で補うのは良いけど、やはり場数を踏んで目標の自分に近づく努力をした方が良い

 

読書はあくまで趣味だけど、自分の人生で躓いた時に知恵を与えてくれるお得な趣味だと最近は思っている